Interviews

千歳烏山シャッフルドラム教室
有名ドラマーインタビュー

 
ジャズライフ誌(三栄社)を通じてインタビューする機会があった名ドラマーさん達。
ここでは彼らの印象を独り言風に書いてみます。
 
jeff 'tain' watts 
 
 


  見た通りの人柄だったな。取材は滞在中のホテルにあるレストランだったけど、

部屋からそのまま普段着で下りてきた様子。インタビュー中もブランフォードが邪魔しにきて

ギャハハなんて豪快に笑ったりしながら話しを進めたりして、まさに豪放磊落!





brian blade 
 
 


  今となっては押しも押されぬトップドラマーにまで成長した彼には二回会うことができたが、

J.レッドマン・カルテットで来日の際もサンボーンとのプロジェクトで参加した時も変わることなく

おとなしい印象の人だった。時にプレイでは鋭さを見せる彼だけど、普段は繊細で静かな人なん

だろうという感じ。



harvey mason 
 
 


  彼はさすがに70年代より第一線で活躍し続けてきているだけあって取材も手馴れたもの

だった。フォトセッションでも自分からこんなポーズはどうだい?と提案したりする。服もバッチリ

決まってたし、自分の見せ方をよく知ってる人だと思った。



dennis chambers  
 


  ナイアシンで来日の際の取材だったせいか?!割と前半はムッツリしたままだった。でもファンクへ

話しが移ると急に身を乗り出してきて驚いた。なんだかあんまり良い印象はないな。



dave weckl  
 
 


  プレイはやはり性格を反映するんだとあらためて感じた。自身のバンドの曲について紹介して

もらったのだが、とにかく丁寧に説明してくれた。まあ優等生ドラマーの印象は会う前と変わらず

言葉も一つ一つ選びながら話してる感じ。ジーンズにスポーツシューズは似合ってた。



lewis nash 
 
 


  どうもトラディショナルなジャズメンのサポートが多いせいか硬い感じがあったが、ライヴでは

スーツ姿の彼も普段着となると感じのいいおじさんだった。若い頃はソウルも大好きだったことを

話してくれた。オレンジジュースに氷は絶対入れないで!と言ってたのが印象に残ってるな。



peter erskine
 
  


  ドラミングに限定することなく常に音楽全体を意識しているという言葉が残っている。詰め込むより

抜く作業の方がいかに効果的かということも教えてくれた。ジャコとの思い出話しはあまり気乗りしな

かったみたいだけど、どんな質問にも真摯に答えてくれてすごい好印象。



roy haynes 
 
 


プレイは大好きなんだけど、人柄には正直がっかりしたな。まあ所謂昔のジャズメンといった風情を

今も感じさせると言えば聞こえは悪くないけど、取材中ずっとジョッキビールを飲んでたのは彼ぐらい。

俺様はという態度が終始続き、終わった時はやっと終わったかと安心した...。