このドラマー
この1曲
- Rock Drummers -
まずは格好良いロックドラマーたちを紹介しましょう。
John Bonham:
この人なくしてロックは語れないでしょう。生のドラム音の気持ち良さをこれでもかという程聞かせてくれます。このバスドラとスネアを聴いているだけで幸せになれるのはボーナムだからこそなせる技ですね。
The Ocean / Led Zeppelin
https://www.youtube.com/watch?v=GsKJlZi04I0
Bill Bruford:
ドラムという楽器はこんなにも表現力があるものなのかと常にそのアプローチに学ぶことの多いブラッフォード。この人にかかれば変拍子はなんでもありません。
One More Red Nightmare / King Crimson
https://www.youtube.com/watch?v=TyoVrVGeqOU
David Garibaldi:
リズムパターンだけでこれだけ凝っている上にグルーヴしているって驚異ですね。ゴーストノートやハットオープンの使い方までおいしいフレーズの宝庫です。
Squib Cakes / Tower Of Power
https://www.youtube.com/watch?v=pvJH0x1CTho
Narada Michael Walden:
これだけ自由奔放に叩きながら絡むところは押さえている。もはやバッキングというよりソロでギターに応酬している様がグッときます。
Led Boots / Jeff Beck
https://www.youtube.com/watch?v=BQIdjHcS4m4
Keith Moon:
ドラムも人生もハチャメチャですが、彼のドラミングなくしてザ・フーのサウンドはあり得ません。
Won't Get Fooled Again / The Who
https://www.youtube.com/watch?v=SHhrZgojY1Q
Neil Peart:
緻密に計算されたドラムはライブでも9割同じように演奏されます。ここまでドラムを作曲という段階から詳細に作り上げている人は他に知りません。
Digital Man / Rush
https://www.youtube.com/watch?v=0fOjsIxinDk
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- Fusion Drummers -
続いては流麗なテクニックで音楽に彩を与えるフュージョンドラマーたち。
Keith Carlock:
ゴーストノートの使い方がとてもうまい上に、パターンだけでソロに展開していく術が得意で、どこを切り取ってもそこには気持ち良いグルーヴが存在しています。
Transformation / Tal Wilkenfeld
https://www.youtube.com/watch?v=-zB449LSFFU
Terry Bozzio:
ロックからフュージョン、ソロドラムアーティストとしても八面六臂の活躍をするテクニカルドラマーですが、やはりこの曲にガツンと来ます。
Some Skunk Funk / The Brecker Brothers (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=R0oY_47pwJ8
Vinnie Colaiuta:
まさにドラム職人といったところ。あらゆるドラムテクニックを格好良くフレージングしてインタープレイを展開。ソロイストを煽りまくっています。
Goyo / Greg Mathieson Project (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=SITHNhvnRo0
Dave Weckl:
80年代、チック・コリアのバンドで複雑怪奇なパターンをシーケンサーに合わせて難なく叩く姿は印象的でした。より自然体で演奏し音もナチュラルに、ドラミングは進化し続けています。
Check Blast / Chick Corea Elektric Band
https://www.youtube.com/watch?v=ULbtaAEW8Us
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- Jazz Drummers -
まさにドラムの音が自身の声になっている
現代のジャズドラマーです。
Brian Blade:
繊細かつ時には大胆に切り込んでいく様は楽器が体の一部になっているようです。よく言うドラムからメロディーが聞こえてくる好例でしょう。
Jazz Crimes / Joshua Redman Elastic Band
https://www.youtube.com/watch?v=TI87MSwRZS0
Antonio Sanchez:
繰り返されるベースリフに乗ってギターは奔放に、ドラムは合間を縫うようにアイディアをぶつけてきます。ドラムがどう振る舞うかで曲の緊張感が変化します。
Nooks And Crannies / Scofield,McBride,Sanchez
https://www.youtube.com/watch?v=JINSbMxU0_E
Jeff Ballard:
チューニングからしてとても個性的な上、アプローチも通常とは異なるのですぐに耳に残ります。正攻法で行かない格好良さが彼にはあります。
Sweet And Nasty / Joshua Redman Elastic Band
https://www.youtube.com/watch?v=IYs2NmRQmjQ
Bill Stewart:
糸をつむぐように曲をデザインしていきます。ギターとベースの作り出すシンコペーションの波を楽しむ小舟のように気持ちよくスウィングしています。
Question And Answer / Pat Metheny Trio
https://www.youtube.com/watch?v=MRKUn6KnQ60
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- Studio Drummers -
このスタジオドラマーがあってこその曲
Steve Gadd:
この人ほど曲に何が必要かを考えてプレイするドラマーはいないでしょう。数々の名演がありますが、やはりこの曲のインパクトは絶大です。
50 Ways To Leave Your Lover / Paul Simon
https://www.youtube.com/watch?v=ABXtWqmArUU
Bernard Purdie:
パーディーシャッフルとまで言われるハーフタイムシャッフルの気持ち良いグルーヴはリズムの真骨頂でしょう。
Home At Last / Steely Dan
https://www.youtube.com/watch?v=cGMjGaiIxtY
Steve Jordan:
音色の魔術師と言っても過言ではありません。スネアの音も80年代ペタペタとしたウェットだったものが、90年代にカンカンとドライになり、今ではよりナチュラルなトントンになっています。
Big Foot / David Sanborn
https://www.youtube.com/watch?v=_JaCfAsnRw8
John Robinson:
クインシー・ジョーンズのファーストコールドラマーとしてアメリカのポップス界を牽引してきたドラマー。ハイハットの綺麗さは天下一品でしょう。
Back In The High Life Again / Stevie Winwood
https://www.youtube.com/watch?v=wIct9ZyL2WA
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