Get Along Well With It

千歳烏山シャッフルドラム教室
 

末長くドラムと付き合うために




末長くドラムと付き合うためにまず第一に考えなくてはいけないのが、いかに力を抜くかでしょう。
リラックスして演奏する というのは、言うに易し行うに難しというところですね。間違えたくない、きれいに叩きたいという気持ちはいつしか緊張を生み、体を固くしてしまうものです。

→スティックを落としても気にせず、 グリップは軽く しましょう。
→手先、足先のみにならないように 関節全体を使って 演奏しましょう。
 



ストロークに 円運動を取り入れる と連打もしやすく、グルーヴも感じやすくなります。スティックを垂直に下ろし、垂直にリバウンドさせるというのはフォーム的には綺麗ですが、動きに柔らかさが伴いにくいという点があります。手も足も円運動をすることによって、とてもスムーズな流れを作り出せますので試してみましょう。




例:)
ライド・シンバルやハイハット上の普段叩く位置より5cm左側をダウンストローク、5cm右側をアップストロークを繰り返す。

右手のアクセント移動:フロアでアクセント、スネアでノンアクセントをダウン⇔アップで繰り返す。振り始めA,振り下ろしB(フロア)、振り上げC(スネア)の3地点を通過する正三角形をイメージして軌道を作る。次第にそれを正三角形から円に変えて行く。(反時計回りの円運動。よく町の抽選会で使われる回転くじ引きを想像するとわかりやすい。)

左手のアクセント移動:ハイタムでアクセント、スネアでノンアクセントをダウン⇔アップで繰り返す。降り始めA、振り下ろしB(ハイタム)、振り上げC(スネア)の3地点を通過する正三角形をイメージする。前後に手を動かす運動になるので、自転車の車輪が動いているような動きを体得する。

スライドさせる動き を使う。
 


例:)足はなかなか回転運動をイメージしにくいもの。しかしスライドさせたりスウィングさせたりすることで力みを大幅に軽減できます。特に速い連打には欠かせない動きになります。フットボード上を前後にスライド、かかとを左右にスウィングというのが一般的な奏法としてあります。同じ場所ばかりを踏み込まずに、ペダルの上で踊るような感じで踏んでみましょう。

このスライドさせる動きは、両手のロールにも応用できます。クローズド・ロールでは、スティックのチップが一点に留まるよりも、引きずるように打面を転がした方がより長くリバウンドを得やすいです。オープン・ロールでは前後の腕の動きを加えることによって2打目の拾い上げる動作に力みがなくなります。


いつもポジティブな姿勢を持つ。これは、グリップやストロークのモーションと違い、練習よりも個人の性格が反映してしまう所でありますが、ちょっとした気の持ち方でリラックスしたプレイに繋がる可能性が大いにあります。




ここで精神論を説いてもしょうがないのですが、音楽をできる喜びを今一度感じてほしいと思います。

→演奏中に間違えたら、すぐにそのことは忘れましょう!
→体全体でリズムを感じ、演奏中に一緒に声を出して楽しく歌いましょう!