Lesson Level

                                            

レッスンレベルについて

 【レベルに応じたレッスンとは】

 
初心者の生徒さんには...
 


先ずは演奏の楽しさをお伝えします。
スティック2本あれば、もうあなたもドラマーの仲間入りです。音楽に合わせて踊るように
楽器を演奏する楽しさを味わってください。ロックで爽快に、ラテンで陽気に、ジャズで
直観的に叩きましょう!

 

中級者の生徒さんには...
 


Q&Aで悩みを地道に解決します。
しばらく練習しているとぶち当たる壁。しかしここを越えなければ、更なるステップアップは
望めません。基本を見直すこと、短所や癖を知ること、ルーティンメニューを作成することは
必須の課題です。

 


上級者の生徒さんには...
 


自分を表現する手段としてのドラムを考えます。
自分の声としての音を持つことは、楽器奏者にとって究極の課題と言えるでしょう。闇雲に練習を
していてもそれは達成できません。グルーピング、インターポレーション、モチーフの発展、
4ウェイ・インディペンデンス...リズムを多角的に捉えることにより個性は培われていきます。

 
 

【上達への近道~効率的な練習とは】

 


その① 
 
一週間に一度3時間練習するよりも、毎日集中して15分練習。習慣づけることが体得への近道です。

その② 
 
できないフレーズは前から(1拍目)から順に足し算で練習。(メトロノームをかけ、1拍目演奏、2~4拍目は休符。続いて1,2拍目演奏、3、4拍目は休符というように)グルーヴ感を維持しながらの練習は本番で使えるものになります。
 
その③ 
 
クリックはジャストに拘らずに周りで遊ぶ。(8分ウラのみならず3連ウラ、16分ウラ、2拍3連符で聴きます)クリックは機械ではなく共演するパーカッショニストと考えましょう。
 
                              


その④ 
 
ドラムフレーズやメロディを歌いながら練習する。「ドンツド、タンツー、ドタツド、タタツー」譜面では表現し切れない音も口ならすぐに答えてくれます。自分の声が先生になってくれるのです。

その⑤ 
 
自分の短所を知って強化し長所に変えてしまおう。自分の癖を知ることはとても大事です。

その⑥ 
 
小さい音のコントロールが大きい音をより印象的にすることを意識する。アクセントの音は普通より大きい音で叩くのではありません。アクセント音をリラックスした普段の音に保ち、それ以外のノンアクセントを極力小さくしましょう。
 
 

 一体どれだけの時間練習したらうまくなるの?

 

 
あるアメリカの研究者の話しです。まったくの初心者がピアノを習得し、人前でも堂々と披露できるようになる為には一体どれだけの練習時間が必要か?この研究者はおよそ5000時間と割り出しています。5000時間とはどれくらいの練習量なのか想像つくでしょうか?それは一日13時間半の練習を丸一年休まず行うと達成できます。一日7時間半ならば約二年、一日3時間半ならば約4年かかることになります。人前で堂々と披露できるようになる程度とはどれくらいなのかは非常に抽象的ですし、人には向き不向きもあるので習得具合には大きな個人差があることは当然です。しかし、この研究者の割り出した数字をどこか頭の隅に置いておくのはいかがでしょうか?